熊本市立御幸小学校、益城町立広安西小学校、熊本市立富合小学校、菊陽町立菊陽北小学校にイベント出張

先日の土・日の2日間で4件の小学校を回りました。

熊本市立御幸小学校、益城町立広安西小学校、熊本市立富合小学校、菊陽町立菊陽北小学校、それぞれの皆様ありがとうございました。

4件とも大変盛り上がってくれました。

特に広安西小学校は、熊本地震で大変被害の大きかった地域。

当時の報道でも、避難場所として頻繁に紹介されていた小学校です。

でも、子どもたちの笑顔がたくさん見られて安心しました。

お聞きはしませんでしたが、もしかするとまだ仮設住宅等で暮らしている方もいらっしゃったかもしれませんね。

一日も早い完全復興をお祈りしております。

 

熊本地震から2年半。

すっかり報道はされなくなりましたが、熊本ではいまだに復旧できていない部分があります。

大分への出張の際、熊本県道57号線を頻繁に通りますが、未だ阿蘇大橋の大崩落現場は通行止めで、回り道を通ります。

熊本県内の方なら分かると思いますが、57号線は通称東バイパスと言って、大きな幹線道路で交通量も多く、特に崩落現場は阿蘇の北回りと南回りの道の分岐点として、誰でも通る重要な場所です。

確か、現場も4~5車線あったと思います。

休日のピーク時は渋滞するので、地元の方は裏道を通るかもしれませんが、裏道に詳しくない方や観光の方なら絶対通ります。

身近なところが一瞬にして消え去ったのです。

人間は自然に勝てないのだとつくづく思い知らされます。

この事を県外にお話しすると、阿蘇山の田舎の小さな道路と思われている場合が多いようで、大変驚かれます。

空撮ですと確かに細い道に見えますが、崩落の規模が大きすぎるのです。

県外の方はぜひGoogleマップのストリートビューを見てみてください。

57号線から今は亡き阿蘇大橋を渡った向こう側のビューがあります。

目に見える所だけではなく、まだまだ助けを必要とされている方がいらっしゃいます。

多くの皆様の温かいご支援を引き続きお願い致します。

熊本市立長嶺小学校にイベント出張。

昨日は熊本市の長嶺小学校に出張し、実験教室を行ってきました。

午前中に4年生、午後に5年生の2回公演。

どちらの学年の子どもたちもよく話を聞き、よく発表し、

こちらが意図している反応をして、しっかり盛り上がってくれる、

雰囲気が良くてとても良い子たちでした。

本当に全員がしっかり前を見て、

しっかり楽しんでくれていて、こちらも嬉しくなりました。

学校の先生が、最後の御挨拶で「普段の授業も今日みたいにしっかり聞いてほしいなぁ」とおっしゃっていましたが、

この感じだと、普段の授業でもきっと良い授業作りができているのだろうと思います。

感心!

特に4年生では最後の質問時間で良い質問をたくさんしてくれました。

「先生が科学が好きになったきっかけは何ですか?」

「実験をするとき、一番気を付けていることは何ですか?」

「一番難しい実験は何ですか?」など。

これから会うみなさんも、たくさん質問してくださいね。

ご体験後のみなさんで質問のある方は、メールをお送り頂ければご回答しますよ♪

 

4年生の方は終了後、サイン攻めに(;^_^A

熊本市立嘉島西小学校PTAイベントで出張サイエンスショー。

本日は熊本市立嘉島西小学校の2・3年生の親子レクリエーションに出張。

サイエンスショーを行ってきました。

嘉島西小学校の皆様ありがとうございました♪

 

PTAさんの学年活動などではスケジュールやご予算の関係で、今回のように複数学年で合同開催にして頂いたり、

午前・午後または午前の同日2回公演など、工夫を行って頂くケースがあります。

「もうスケジュールが空いてないかな…」「予算が少ないかな…」と思っても、まずはお気軽にお問い合わせください。

もちろん可能な範囲にはなりますが、実現に向けて様々なご提案をさせて頂きます。

広島県広島市 聖モニカ幼稚園さんにイベント出張。

昨日は広島県広島市にある、聖モニカ幼稚園さんにイベント出張でサイエンスショーを行ってきました。

会場の広さと人数の関係で2回公演でしたが、どちらの回もしっかり楽しんで頂けたようで良かったです♪

 

終演後に園長先生が子どもたちに、どれが楽しかったか聞かれたようですが、それぞれ違ったようです。

アンケートを取られる団体さんもありますが、やはり子どもたちの心に残る実験は人それぞれ。

人の感じ方には個性がありますね。

 

空気砲のような見た目的に派手で分かりやすく面白い実験にばかり注目する人は、理論的な考え方が少し苦手かもしれません。

学習は「遊び」から入るといいでしょう。

例えば算数の計算などでも、競争してみるとか、タイムを計って記録を更新するとか、本人が興味を持つような遊び・ゲームの要素を取り入れるといいですね。

小さな実験や派手ではない実験でも驚きを感じ、面白いと思う人は、遊び的な面白さというより「興味深い」という理論的な面白さを感じ取れる人です。

興味を持ったものを足掛かりにして、現象理解を深める学習をするといいでしょう。

1つの現象を理解すると、新たな疑問が生まれますから、さらに学習が深まっていきます。

解説にも面白さを感じる人はとても自学性が高い人です。

興味深い本や図鑑を与えるだけでも、自ら吸収していくかもしれません。

 

心理ゲームみたいになりましたが…。

 

それぞれ、サイエンスショーの経験を今後にどう生かすかが変わってくると思います。

自分に合った方法で楽しみながら学習し、今後の人生をより良いものにして行ってください♪

スイッチが入るらしいですw

「(公演前と公演中で)全然違うじゃないですか!スイッチが入りますね!」

「子どもたちを惹き付けるワードがどんどん出てきて、流石だなぁと思いました!」

前の記事に書いた、昨日の壽城でのイベント。

午前の公演を終えた後、イベント会社さんのご担当の方に言われました。

様々なイベント出演者さんを見られている、目の肥えたイベント会社さんに言われると、とても励みになります。

 

かず先生、ステージでない所では大人しいイメージだと思います(たぶん)。

これは2つの意味があります。

1つは、元々人見知り傾向がある、という単純なもの。

人前に出る仕事ですけどね(;^_^A

出たがりの引っ込み思案という矛盾w

2つ目は、登場シーンを設けているけれど、準備で会場をウロウロする事が多いので、出演者オーラを一切消していること。

白衣を着るまでは特にカッコいい服も着ず(どうせほとんど白衣で隠れるので機能性重視w)、一般人の方に溶け込んでます。

だから、関係者入り口で警備員さんに止めらる事も( ̄▽ ̄;)

 

学校の先生の頃もステージに立っても同じで、喋る職業です。

「この言い方が分かりやすいかな」「こう言ったら面白いかな」「あ、今の言い方は悪かったから訂正しておこう」と常に考えながら進めます。

「子どもたちを惹き付けるワード」と言われ、一瞬何だろう…と思いました。

確かに意識して入れているワードはありますが、自然に言葉を選ぶ技術も培ってきた成果かなぁと思います。

逆にそれを感じ取ってくれるイベント会社さんもプロだなぁと感心(*・ω・)

よく学校の先生方にも「子どもたちに分かりやすい言葉で工夫されてますね」と言われます。

これからかず先生のサイエンスショーをご体験される方は、実験だけでなく喋りにも注目してみてくださいね♪

鳥取県米子市で寿製菓(お菓子の壽城)大感謝祭のイベント出演。

昨日は鳥取県米子市、寿製菓(お菓子の壽城)様の大感謝祭でサイエンスショーを2公演行ってきました。

屋外でのサイエンスショー。

壽城さんにはなんとお城の天守閣が建っている!

しかも中々大きい!!

ステージはそのお城の目の前でした。

 

昨日は風が強く、午後の部は雨が…。

それでも子供たちがフードをかぶりながらステージ前に来てくれて嬉しかったです!ありがとう!

というか、雨の予報ではなかったのに、ほとんどの子の服にフードが付いていた事に驚きw

 

 

【サイエンスショーが終わらない…】

ショーの最後に登場させた超巨大シャボン玉。

子どもたちみんなに体験してもらいたかったので、急遽ですが会場の隅で実施。

まぁ、デカくて目立つのでどんどん集まってきます。

こうやって子どもたち自身が体験するのは大切なことです。

午前はお子様が途切れるまで。

午後はイベントの終了まで(気付いたらステージのパイプ椅子の片付けが始まっていた…)、

子どもたちと触れ合ってきました♪

 

 

【バルーンパフォーマーkikiさんと共演?】

バルーンアートの風船を使う実験を準備していました。

午後の部の私の前の出番の方は、バルーンパフォーマーのkikiさん。

これは私が作ったバルーンアートを登場させるのではなく、プロのが良い!!

そこで、ちょっとだけコラボできないかと相談してみましたが、残念ながらすぐに帰らないといけないそうで、コラボは叶いませんでした。

が、犬とクマのバルーンアートを頂いて、使わせて頂けることに!

使用後は子どもたちにプレゼントしましたが、写真を撮っておけばよかった…。

kikiさん、ありがとうございました!

実験はバッチリ成功!やっぱりプロの作ったものは違いますね。

 

 

【あすか組】

世界的に活動されている、和太鼓集団のあすか組さんも出演されていて、なんと楽屋が一緒…。

あすか組さんのパワフルな音に、皆さん釘付けでした。

私の準備テントはステージのすぐ横にあって、テント内もスゴイ音圧!

ビシビシ伝わってきます( ̄▽ ̄;)

和太鼓のグループはいくつか見たことがありますが、中でも一番リズミカルで楽しかったです!

 

 

と、盛りだくさんのイベントでした。

ご来場の皆様、ご関係者様、ありがとうございました!

芸能人やマジシャン、サイエンスショーの出演料はいくら??

ピンキリです。

 

 

…で、終わる訳にもいかないでしょうね(;^_^A

 

 

九州サイエンスラボのサイエンスショーや出張実験教室の出演料も気になる所でしょう( ̄ー ̄)

以前は「お客様に分かりやすく」を意識し、

PTAさんや子ども会さんなど、小規模な非営利団体様向けの出演料の最低ラインを

ホームページに記載していたことがあります。

ところが、イベント会社さんから「消してください!」と怒られました!!( ̄▽ ̄;)

まぁ、そうですよね。。。

イベント会社さんは弊社の費用に仲介料を乗せられますし、あくまでも条件がそろった場合の最低ラインですから、金額が全く違います。

その金額を見て、依頼元からクレームが付くかもしれません。

固定金額を細かく書くと、そのイベント会社さんが何%利益を乗せているかが分かってしまいます。

弊社としても様々な形態のイベントに臨機応変に対応していますから、明確に細かく”いくら”と出すこともできません。

とても難しい問題です。

なので、現在は記載していませんし、ほとんどの出演業の方も記載していません。

イベントの出演者が探せるポータルサイトなどに、〇万円~〇万円などと記載がある場合がありますが、幅が広いですし、「ゲッ!こんなに高いの!?」と思われる事もあるでしょう。

 

で、もちろん弊社にも「出演料はいくらですか?」というお問い合わせがあります。

当たり前ですよね。

普段から出演依頼を行うような方なら、大体の相場のようなものをご存知ですが、

特にPTAさんとか子ども会さんなどは一般の主にお母様が運営されていますから、相場をご存じなくて当然です。

ご予算不足の団体さんに同じ価格をご提示しても、見事に3種類の反応があります。

「ですよね~。(やっぱりそのくらいの値段はしますよね)」※イメージに近い?

「え~っ!そんなに高いんですか?」※イメージより高い

「その価格でもすごく安いと思います!(予算は足りないけど…)」※イメージより安い

 

弊社の例です。

ご予算が大変少なかったため、「このような条件でよろしければ、〇万円までお値引きしますが、それ以上は難しいです」とお伝えしました。

とても大きなお値引きでしたので、もちろん特別な条件付きです。

その金額でも「えっー!そんなに高いんですか!?」と言われたことがあります。

あ、言っておきます!

この時の提示価格は目が飛び出るほどお安い価格で、プロの出演業の人であれば絶対に真似できない価格です。

もしも全てのイベント出演料がこの価格だと、私が死んでしまう( ̄▽ ̄;)という価格ですよ…。

このようなケースでは「1回60分くらいの公演だし、数千円が妥当でしょ」というイメージをお持ちだと思います。

もしくは、公共施設の出前授業や一般企業が宣伝目的で行っている無料の出前授業、副業やボランティアでやっている近所の方などと比較されています。

しかも、このような例は決して少なくありません。

そこでこの記事では、出演料のイメージだけでもお伝えできればと思います。

出演料と言うものは不透明で分かりにくいものですが、上記の問題で、はっきりとした価格を書く事ができないのが実情です。

ですのでとても回りくどい書き方をしますが、あくまでも「話のネタ」としてお読みいただければ幸いです…(;^_^A

あ、ご予算不足でも実現する方法も書いていますので、途中で諦めないでくださいね!

 

薄利多売が絶対にできない業種です!

まず、出演業は物販ではありません。

物の販売なら、安くても原価を割らなければ、たくさん売ることで利益を上げることができます。

薄利多売というやつですね。

1個の商品の利益が1円だとしても、100万個売れるのであれば100万円の利益です。

ところが出演業は、最低でも1人の人間が時間をかけて出張して公演を行い、しかも双方のスケジュールが合う必要がありますから、薄利多売は絶対にできません。

すごく上手くスケジュールが組めたとして、1日2か所の公演程度です。

弊社では1日3~4か所回ったケースもありますが、ごく稀です。

出演業で薄利多売するには、分身の術か、どこでもドアか、タイムマシンが必要(;^_^A

それぞれの案件の関係でスケジュールが合わない可能性も高いので、基本的には1日1か所で考えておく必要があります。

もし出演料が1万円だと、1ヶ月毎日出演できたとして、やっと月30万円くらい。

でも、下に書きますが、全日程が埋まる事はまずありません。

さらに、交通費がありますし、サイエンスショーや実験教室では材料費、開発費などが出ていき、大きな経費がかかります。

下記で出てくるマジシャンでもネタや道具の購入、消耗品などもあり、経費は安くありません。

ですからこの30万円は売上であって、手取りではありません。

 

年間のイベント出演回数から逆算してみよう。

※最低限の年収を300万円として計算します。

イベント出演があるのはいつでしょうか。

出演業の種類によりますが、基本的には土日祝日が中心です。

平日にどこかでイベントをしているとか、ほとんど無いでしょう?

特にお子様向けは…。

平日にヒーローショーとかないですよね?

あるとすれば、業種によってはディナーショーとか、学校の平常授業時間中のイベント、病院や老人ホームや障がい者施設さん内などでのイベント程度で、数は多くありません。

年間の休日数は120日くらいです。

そのうち、お盆や年末年始、年度末、年度初めなど、イベントが少なくなる時期もあります(これも業種によりますが)。

空いたスケジュールがあっても、その日に丁度イベントを行いたいと思う団体様がなければ、埋まる事はありません。

運よく上手くスケジュールが組めたとしても、年間100日程度しかない訳です。

実質はもっと公演できるかもしれませんが、受注数は不安定な職業のため、その程度の日数で計算して価格設定するのが妥当ではないでしょうか。

1日1か所での公演だとすると、年間300万円稼ぐには、300万÷100日=3万円。

つまり、専業のプロならば利益が3万円を切ったら生活できない訳です。

しかも様々な経費がかかりますから、丸々手元に入る金額ではありません。

なので、請求額は3万円+実費経費が超ギリギリの最低ラインではないでしょうか。

ですから、数千円では数字上黒字だったとしても、生活ができない事実上の大赤字なのです。

 

予算が足りなくても実現できる…!

上の計算を見ただけで諦めないでください!

九州サイエンスラボでは、どんなにご予算不足でも、なんとか実現する方法をご提案しています。

 

例えば…

■合同開催・同日開催で予算UP!

PTA様では、複数のクラスや学年で。町内単位の子ども会様では、他の町内と。合同開催や同日開催を行うのです。

全く同じ校区から、すごく細かい単位でご依頼を頂くことがあります。

1週間の間に、4つの学年から別々にご依頼いただいたケースも。

それぞれのご予算は小さくてお受けできない場合がありますが、合同にすれば十分に実現できる場合があります。

PTAさん・子ども会さんであれば、どの方も非常に強いご興味をお持ち頂く内容ですので、「合同でやりませんか?」と言っても、喜ばれるケースがほとんどです。

中には「学年活動だから、合同はちょっと…」と仰る場合もございますが、柔軟にご対応頂ければ幸いです。

弊社では、学年活動の依頼が合った上、さらに同じ学校さんで全校生徒対象の依頼もあるなど、依頼が重なるという事態も。。。

かなり遠方の出演者を呼ぶ場合、2日連続での依頼でなければ受けてくれないことがあります。

お知り合いやイベント会社さんなどに、近隣でイベント出演者を探している団体さんが無いか聞いてみると良いかもしれません。

 

■助成金・補助金を利用する

地域向けや団体特有の助成金や補助金がある場合があります。

また、弊社の場合は教育系の補助金も利用できます。

申請に手間がかかりますが、このようなものを利用して実現されるケースも多いです。

 

■参加費の徴収を行う

PTA様や子ども会様など、既に会費を徴収されているような団体様では難しい面があるかもしれませんが、不足しているご予算を埋める形で徴収される場合があります。

特に弊社のワークショップではお手渡しする材料がありますので、材料費のみ実費徴収されるケースは多いです。

団体様の実情に合わせてご検討ください。

 

■安く提供できる日程を教えてもらう

どうしてもスケジュールが埋まりにくい日程はあります。

例えば、閑散期・半日だけ空いている日・平日・3連休の中日など。

お問い合わせのタイミングによっても変わりますが、このような日があれば教えてもらうのも手です。

 

1ヶ月の出演回数は?

あるイベント会社さんに、現場で「月に何か所くらい回るんですか?」と聞かれたことがあります。

ざっと数えて「今月は30か所くらい」とお応えしました。

イベント会社さん「…(絶句)…ん?」

私「いや、繁忙期だから1日2か所回る事も多いし、平日にも結構入っているので…」

という感じです。

休日中心の仕事なのに月30か所の出演は多過ぎるおかしな数値な訳です。

プロのイベント会社さんの目から見ても多いのです。

閑散期などは激減する場合もありますから、年間の出演回数というのは一般のお仕事の出勤日数より少ないのが一般的ではないでしょうか。

人によっては、その半分にも満たないでしょう。

ですから、1回当たりの出演料はそう安くはないのです。

 

人材がたくさんいても安くできない!

稀に「九州サイエンスラボさんは法人だから、出演者が何人かいて、たくさん出演をこなすことで安くできるでしょ?」と思われる方もいらっしゃるようですが(実際に言われたことがあります)、これは違います。

前述の計算通りだとすれば、1人で100公演で300万円。

2人で200公演で600万円。

でも、1人当たりの収入はどちらでも300万円で変わりません。

ですから出演業というものは、人材が増えても価格は変えられないのです。

人を雇うという事は、ある程度生活の保障をしてあげる必要がありますから、

かえって高くなる可能性もあります。

ちなみに2018年10月8日現在、九州サイエンスラボで出演自体を行っているのは、かず先生1人です。

あとは準備スタッフが2名います。

小さな会社です。

 

マジックショーの相場を例に…

サイエンスショーの出演先や性質はマジックショーにとてもよく似ていると感じます。

依頼元や経費も似ている気がします。

そこで「マジシャン」の相場を書きたいと思います。

イベントの規模によって変わる場合はありますが、プロマジシャンの最低価格は1公演5万円。

どんなに良心的でも3万円くらいのようです。

これはもちろん実績がなくランクが低い、駆け出しの方の価格だと思います。

学生や趣味レベルの方でも3万円程度が相場のようです。

(知り尽くしている訳ではないので、違ったらすみません)

高いと思いますか?

駆け出しならなおさら、依頼も少ないでしょう。

ですから下限の3万円という価格は、プロマジシャンにとって生活できるかできないかのギリギリのラインだと思います。

プロと言いながら、アルバイトもやっている…という場合もあるかもしれない。

そんな価格です。

中堅クラスになれば、10~20万円前後。

それ以上になると100万円も当たり前で、上限なく。

いくつかネット上の情報も確認しましたが、やはりこの辺りが妥当な線だと思います。

 

 

芸能人の出演料って?

どこからを「芸能人」というかはさておき。

当たり前ですが、これもピンキリです。

若手・無名のお笑い芸人さんのギャラは安そうなイメージがあるかもしれませんが、

ご本人に渡るギャラが安いだけで、請求される出演料は高額な傾向にあります。

多くはプロダクションに所属していますから、プロダクションで働く人やマネージャーさんの人件費、広告宣伝費などの一般的な会社でかかる費用も乗ってくるからです。

売り出し中の芸人さん、つまり無名のため値引きしている芸人さんでも10万円程度はすると思います。

もちろん、プロダクションによって設定は違うと思いますので、お考えの方は一度問い合わせてみてください。

問合せは無料ですからね。

プロダクションに所属せず、独自でやっている方の方が余計な経費が乗っていないので、安く済む傾向にあるでしょう。

 

 

出演者のクラス(レベル・ランク)

出演業にはクラス(レベル・ランク)があります。

同業種でも、クラスごとに出演料が異なります。

はっきり線引きがある訳ではありませんが、実績によって舞い込む依頼の予算が変わってきますから、おのずと設定金額もそれに合わせる形になります。

駆け出しの人、多くの経験がある人、テレビ露出が多い人で出演料が違って当然でしょう。

ですから、最初に書いたように「ピンキリ」なのです。

超有名な人であれば、30分のトークだけで100万円を超えても普通です。

 

価格と経験

値段だけを見れば、駆け出しの安い人が良いですが、

経験不足で臨機応変な対応が難しい人もいるので、当たりハズレが大きく、注意が必要です。

出演業の多くで重要なのは、パフォーマンス自体よりも「トーク」や「コミュニケーション」です。

パフォーマンスは家で練習すればどうにでもなりますが、話術は経験量が物を言います。

絶対に喋らないピエロなどの方もいらっしゃいますが、お客様とのコミュニケーションは何らかの形で取ります。

(たま~に、銅像のように固まっているだけ、という芸もありますが…)

お客様は毎回違いますから、臨機応変に対応しながらショーを組み立てていく必要があります。

また、パフォーマンスとパフォーマンスの間が無言では面白くありません。

会社の宴会の余興で、面白いパフォーマンスだったとしても、微妙な空気が流れる素人らしい「間」がありませんか?

ただテクニックを見せるだけでは、面白くないのです。

マジックの世界では「手が1つ、口が3つで”手品”」という言葉があるそうです。

つまり、マジック自体の技術よりも、話術が大切という意味。

どれだけ重要かが分かりやすい、良い言葉ですね!

予算に余裕があるのなら、一つ上のランクの方に依頼を出されるのが安全です。

 

 

イベントの規模や性質

イベントの規模によって価格が変わる場合があります。

人数が多ければ多いほど、出演料は高くなる傾向があります。

ただし、少ないからと言って激安になる事はありません。

先述のように、最低限の利益を出す必要はあるので、下限は決まってきます。

また、依頼が営利目的か非営利目的か、様々な条件によっても変わるでしょう。

いつもと違う特別な演目を組んでもらうなどすれば、追加費用が発生する事もあるでしょう。

 

 

価格交渉が大切!

特に有名な方の場合、「絶対に値引かない」「100万円以上じゃないと受けない」という場合もあります。

このような方は、その価格でも依頼する方がたくさんいらっしゃるからです。

ブランド力を落とさないために値段交渉に応じない場合もあるでしょう。

でも、出演料という類のものは、「交渉次第」という所があり、そもそも定価を決めていない人もいます。

ある程度の値段設定はあっても、条件によって値引きが可能な事もあります。

ダメもとでも相談してみるのが良いでしょう。

予算が少なくても「失礼な金額かもしれませんが…」と付け加えれば、悪い気はされないと思います。

弊社では、ご予算が足りなくても実現に向けたご提案を行っております。

少ないから無理かな…と最初から諦めず、まずはご相談ください!

 

 

九州サイエンスラボの場合

九州サイエンスラボは、全国・地方を問わずテレビ番組出演、大きなイベントへの出演が多数あります。

平日の受注も多くする工夫を行い、年間250公演近く行っており、経験数は申し分ないと思います。

ですので、定価はそこそこの値段設定にはさせて頂いています。

でも、件数が多いので、様々な調整を図りながらお安くご提供できるよう努力はしています。

ですから、ぜひご交渉頂きたいのです。

万が一、ご予算が少なくても何らかの形で実施できないか、一生懸命模索します。

せっかくご興味をお持ち頂いたのですから、良いイベントにして頂きたく、様々なご相談に乗っています。

結果、弊社へご依頼いただけなかったとしても、一向に構いません。

明らかに赤字の出演料でも、実施に至ったケースがございます。

この時は、ワークショップの材料と方法のみをご提供させて頂く、監修の形を取りました。

(お子様の指導に慣れた方でしたので、この形を取りました。)

何はともあれ、まずはお気軽にご相談頂ければ幸いです。

佐賀市「まなびぃフェスタ」でサイエンスショー出演。ステージに上がりまくる子どもたち( ̄▽ ̄;)

本日は佐賀市のアバンセ(佐賀県女性と生涯学習財団)さんのイベント「まなびぃフェスタ」に出演してきました。

午前・午後の2回、各60分公演でした。

ご来場頂いた皆様、ありがとうございました!

また、他のイベントで会ったことがある方もいらっしゃいましたね☆

リピート体験、ありがとうございました!

 

今日の皆さんは最初少し物静かな感じでしたが、緊張ですかね?

でも、慣れてくるとだんだんと盛り上がっていき…

午前の部は最終的に子どもたちがステージの目の前に押し寄せ、

午後の部は最終的に勝手にステージに上がりまくる興奮状態( ̄▽ ̄;)

ステージ下にいる子どもたちに気を取られている隙に、20人くらいは上がっていたでしょうか…Σ(・ω・ノ)ノ!

それはさすがに反則ですが、まぁ、元気でなによりww

 

今日のイベントでは、ご来場者様に感想を書くカードが配られていて、

公演終了後に出口のポストに入れて帰って頂くようになっていましたが、

非常にたくさんの感想が集まったと、スタッフの方が驚いていらっしゃいました。

多くのイベントでは感想やアンケートの提出は特に強制ではないので、

書かれずにお帰りになる事も多いですが、

かず先生のサイエンスショーや実験教室では回収率が高くなる傾向があります。

スゴイと思ったり、ワクワク・ドキドキしたらと、感想を書きたくなるものなのでしょうね!

 

【九州サイエンスラボのイベント出張サービス】

サイエンスショーについて

出張実験教室(ワークショップ)について

ご依頼・お問い合わせ

台風で2週連続のイベント中止( ̄▽ ̄;)

熊本に台風が近づいております。

予報通りであれば、熊本は若干かする程度なので、酷くはないとは思いますが、念のため十分な準備をしておきましょう。

このような時、子どもたちに万が一の事があってはいけませんので、大抵のイベントは中止になります。

ということで、明日のイベントもですが、先週の日曜日も中止となってしまいました。

皆様、サイエンスショーを楽しみにされていたようで、私も残念ですが、安全には換えられないですね。

 

さて、稀にこのような場合のキャンセルについてお問い合わせがあります

今回のような台風では、災害が予想されるので弊社ではキャンセル料を頂いておりません。

ただし、単純な「雨天中止」の場合、他の出演業も同じですがキャンセル料が発生します。

なので、屋外で雨対策の無い会場の場合は十分注意してくださいね。

興行中止保険という保険があります。

例えばコンサートなどが万が一中止になったり、交通麻痺でお客様が来場できないような時に発生した費用をカバーしてくれる保険です。

このような保険に入るような大きなイベントの場合は、イベント会社さんが入っていると思いますから、そちらの方がくわしいと思います。

ご存じなくて必要性を感じられる場合は、イベント会社さんに問い合わせてみてくださいね。

子どもたちは「毒」がお好き。~カビやキノコに毒がある理由~

サイエンスショーで「毒物」を使う事はありませんが「劇物」は使います。

そのような薬品が登場した時、子どもたちには「名探偵コナンに出てくるような、すぐ人が死ぬような毒じゃないけど、劇物っていう2番目に強い”毒”なんだよー」と説明します。

「毒」と言うと、横を向いて友だちと喋っていた子や、たまたま通りかかった子どもたちですら、明らかに顔がこちらに向きます。

“バッ!”ってw

子どもたちは”ウ〇コ”とかの汚いものも好きなんですが、毒などの危険な物もお好きですね(;^_^A

 

さて、世の中に毒をもつ生物はたくさんいますね。

毒を持つ理由の多くは

「獲物を仕留めるため」と「他の動物から食べられないように身を守るため」のどちらかだと思います。

 

でも、ちょっと違うのが、カビやキノコです。

カビやキノコは、落ち葉や糞尿、死骸などの有機物を無機物に分解することで生きています。

つまり、他の生物の不要な物や死んだ後の後始末をする役割なのです。

分解後は土に還り、植物が養分として吸い、その植物を草食動物が食べ、その草食動物を肉食動物が食べ…命が繋がっていくのです。

なので、カビやキノコは食物連鎖にとってなくてはならないものです。

食物連鎖上で、生物は大きく3つに分かれ、「生産者」「消費者」「分解者」があります。

生産者:無機物から有機物を生み出す生物。つまり植物の事。

消費者:植物や他の動物を食べて生きている生物。つまり草食動物や肉食動物。私たち人間も消費者です。

分解者:有機物を無機物に分解する生物。つまり今回の主題のカビ・キノコ類です。

 

私たちの体の骨や水分以外のほとんどは有機物でできています。

つまり、カビやキノコにとっての餌になるわけです。

ですから、基本的にほとんどのカビやキノコは私たちの体を分解する物質を出しています。

私たちを攻撃する毒を持っている、ということですね。

カビが生えた物を食べたり、キノコ狩りで食べて食中毒を起こすことが多いのはこれが理由です。

 

私たちはシイタケやシメジ、マツタケなど、毒が無いキノコを食べます。

ただこれは、人間にとって毒が無いだけなのだろうと思います。

例えばシイタケは、栽培ではクヌギの木が使われますが、クヌギにとってシイタケは毒キノコなわけです。

食用のキノコは、たまたま人間が持つ有機物を攻撃するような毒を持っていだけなのでしょう。

 

秋はキノコがおいしい季節。

でも、キノコの見分け方は非常に難しいです。

キノコ狩りで採ったものは、専門の人に見てもらいましょうね!