おもしろ理科実験 vol.7

永遠に飛ぶ!?スチロール紙飛行機を作ろう!

出張実験教室では?


出張実験教室でダントツ人気の実験です!!スチロールペーパーは手に入りにくいですので、手に入りやすい素材で作るバージョンもありますよ!出張実験教室では、飛行機の輪くぐりなど、アクロバティックなショーをお見せします。
動画も合わせてみてみてくださいね。

実験前の注意!!


■ハサミの取り扱いに気をつけて。
■スチロールペーパーが曲がると、安定した飛行が出来ません。翼の反らせた部分以外は、真っ直ぐになっているように、丁寧に扱いましょう。
■風のない広い場所が必要です。外では飛ばせません。
■ずっと飛ばすのはとても難しいです。がんばって練習してくださいね!

準備物


■発泡スチロールペーパー(スチレンペーパー)

 K'sサイエンスラボでは、ニクロム線でオリジナル装置を作ってカットしていますが、ちょっと大変。
少し厚いですが、1mm厚だと建築模型用として売られています。大きな文具店や画材店で探してください。
発泡スチロールにしては高いですが(^^:)、専用のものがフジカットさんで売られています。 0.5mm厚か、0.8mm厚をご購入ください。

■ハサミ

■丸いシール

 なければ、セロテープなどを小さく切っても良いですよ。

■ダンボールなどのボード



やり方


1.スチロールペーパーを左右対称の形に切ります。
ハンググライダー型でも、鳥型でも、空飛ぶ種子「アルソミトラ」型でもOK。
とにかく、前が突き出た左右対称の形なら、割とどんな形でも飛びやすいです。
色々実験してみましょう!
必要でしたら、型紙をダウンロードしてください。

2.翼の後ろを少し反り上げます。
進行方向に対して直角方向に反らせましょう。

3.切り出した飛行機の先端に、丸いシールを貼ります。
1度飛ばしてみて、ひらひら舞うようだったら、同じ場所にもう一枚シールを貼ります。
重すぎると、頭からストンと落ちるようになりますので、シールを一枚はがしましょう。
微調節が必要だったら、半分に切ったシールを貼ったり、小さなサイズのシール貼って行います。
テスト飛行しながらこれを繰り返して、スムーズに飛ぶ重さを探してください。

4.重さを調節できたら、今度は真っ直ぐに進むように翼の反らせ方を調節すれば完成です。
右に曲がるなら、左の翼を少し立てるか、右の翼を少しねかせます。
左に曲がるなら、その反対です。

5.それでは、永遠に!?飛ばしてみましょう!
ただし、無風の広い場所でないとできませんよ。
飛行機を指でつまみ、高い位置で手を離します。投げたりせず、ただ手を離すだけです。
すぐにボードを立てて持ち、飛行機を追いかけます。ボードの上のふちが、飛行機の近くになるようにしましょう。
ボードが空気をかきわけるときにできる上昇気流で、飛行機が落ちなくなります!
飛行機が落ちていくようだったら、ボードの高さはそのままで、もう少し飛行機に近づきましょう。
ボードは大きいほうが上昇気流が強くなるので、飛ばしやすいです。
上手くなったら、自由に操縦できるようになりますよ!